私は一生懸命という言葉が好きではない。
一つの生に命を懸けると書くからである。
そんな事はとても当たり前です。
軽んじて貰っては困ります。
当たらぬも八卦とか言ってる場合ではありません。
そうなればなまけ病患者の私にだって一生懸命は当てはまってしまいます。
それよりも私は一所懸命という言葉が好きです。
好きすぎて電車で窓を眺めているときにずっと考えていました。
一つの所に命を懸ける。
これが武士の心得であった時もありました。
今はそういう所を見つけにくい時代なのかもしれませんが、駐車場の空き地で自転車の芸に打ち込むヤンキー連中を見ているとそういう事をしている間なら冷蔵庫に入ってツイッターに写真をアップロードする事もなかろうと、老いた眼で見ているなまけ病患者の私も居る事をお忘れにならないでください。