2010年7月20日火曜日

神経衰弱

昔はよく親に、「親が死ぬと思ってやれ!」と言われましたが、全くやる気が出なくなる不思議な言葉でした。
そういう言霊を感じない台詞をノリで言う奴が多いわけですね、最近の世の中というのは。
先日僕は語りまくってたわけですよ。これが覚醒なのか?というぐらいに、相手の脳みそを少しでも活性化させ、ノリで喋られることを防ぐためには、これはもう語りまくるしかないんですよ。
「店の人、暑い中ご飯を売ってるんだから、『ありがとう。』と言わないとだめだこれ。しかも言葉だけの『ありがとう。』なんてヤサ男なら誰だって呼気レベルで吐けるんだから、身銭を切らないとだめだ。それがチップだから。300円の弁当を買うと400円を払うと。『あの、100円多いですから…。』『いいよ、取っておきなさい。』そういうお金が、社会をいいように回してくんだよ。わかりますかねぇ。」
というふうなことを言うと友達は「チップとかありえんやろ。」と言うんです。僕もやっぱりそう思いました。そうだね。ちょうどその頃は「男の作法」を読んでいましたから、感銘を受けた僕はその勢いそのまま受け売りを安売りしとったわけです。
ノリで喋るというのは得てしてこういうものです。皆さんも、自分が語り出したら注意して自分の言葉を聞くようにしましょう。