2013年1月9日水曜日

日本のおもしろ企業 その③

T 化学メーカー
ポイント:親会社の大きなメリットを受けながらデメリットにもめげずに何とかやってる中小子会社
良い点:雰囲気が冗談抜きで良いと思った。行く前は、どうせ冷たいドライな奴等がやってる会社だろうと思っていたが、ここはどこの3丁目の夕日の町工場かと思うくらい、熱意が感じられた。僕はなんだってやるからには楽しみたいですが、この会社で働く人たちもそういう気持ちなんだろうと思った。たかが学生相手の企業説明会なのだが、本当に楽しそうにやっていただきました。
悪い点:その企業の人が改善したい!というポイントとして、社内のなれ合い体質を挙げていた。社内の雰囲気が良いという事は無条件に歓迎するものではありません。うちの研究室も全く同じです。なれ合い体質の成れの果てと言えます。私たちは今の研究室を心の底から喜んでいます。何故なら、大学に行くのが本当に楽しいからです。しかし、卒業生の人達の気持ちを考えてみたことはありませんでした。自分の卒業した研究室の業績が聞こえてこないのは、とても悲しい事だと思います。そしてその原因は僕ははっきりとわかっています。だけれど、変わり方がわかりません。皆楽しそうにやってるし、これ以上自分が無理をするのは嫌なんや。まぁ愚痴っぽくなりましたが、あの会社の人達もそういったフェーズにあるんだろうなと。コストがかかってるんだからより切実な問題だろう。